精神科医に謝罪

ブルーフェニックスシリーズで誤った描写があります。何年も書いてきてしまったので、修整するには多すぎる描写になってる、ということで、ここで謝罪することにします。




友の会工作員をブルーフェニックスがとらえ、友の会の得意技、統合失調工作を逆に仕掛ける場面があります。





作品「誰も信じない」などで顕著ですが、精神科医に扮した仁が、閉鎖病棟で拘束された工作員に、「自分のこと、どのくらいわかってる?」と尋ねます。





工作員が「知らない」「家族に会わせろ」「オレは正常だ」などと発言すると、仁は、「じゃあまだまだみたいだね」と言い、退場します。




工作員が拘束に疲れ切って、「統合失調です」と認めると、仁は、「わかればいいんだよ」或いは「わかったんなら、情報提供してあげる。君はマンション五階から飛び降りたんだ」と、会話を展開します。




仁の発言は、過去の私の兄の発言でした。白衣を着せた仁に、兄の役をさせるべきではなかったと反省しています。




しかし、明星病院(仮名)では、私が「どうして私はここにいるんですか?」とたずねると、医療従事者は全員「うん、まあ、ちょっとね」と答えました。





自分の事を「統合失調です」と認めるまで、私は売店に行くことすら許されませんでした。





私が自分を統合失調と認めなかったら、明星病院から退院できなかった事は事実です。だから、そのことは今後も書き続けるでしょう。




今回は精神科医の皆さんに多大なご迷惑をかけし、本当にすみませんでした。以後気をつけます。