白雪姫

 どんな素敵なドレスを見ても 

 王子の心は動かなかった

 そろそろ彼もお年頃 

 お嫁さんが必要なのに



 結婚、結婚、じいやが騒ぐ 

 困った王子は散歩に出かけ

 うっそうとした森の中 

 ガラスの棺に遭遇した

 


 棺の中に姫が眠ってる 

 スーパーミニスカ、厚底ブーツ

 盛りに盛った付けまつげ 

 白雪姫はギャルだった



 王子はびっくり、カルチャーショック 

 女性の足を見たことなかった

 棺を開けたが起こすに起こせず 

 動悸はすれども恋だかわからず



 彼は自分のマントを脱いだ 

 次に上着もシャツも脱いだ

 ギャルの足をそれらでくるんだ 

 これで安心 動悸が止まる



 突然ギャルが目を覚ました 

 気づけば王子はブルマー一丁

 通報されたら言い訳できない 

 ケツをまくって王子は逃げる



 ブルマー一丁 王子は走る 

 驚嘆すべきは彼女のミニスカ

 動悸はすれども恋だかわからず 

 ブルマー一丁 王子は走る


(終わり)