アイキスと君子

(一曲創ったので合う詩を模索しました。以下はボツった詩です。最初の四行は言葉あそび)





七つの大罪  顔彩マルクス  

微分積分  百聞の一

三人寄らば文殊のナントカ  

九尾の狐の宙返り



仮面の下を見られたのが

そんなに嫌だったのか

怒った君子は姿を消した。

私は彼を追って走る



天まで続く無限回廊

門番たちが襲いかかる

私を助けた斧持つ怪人

アイキス  君子のきれいな従者




彼は私にこう言った

「君子のことは諦めてください」

私は迷わず回廊を走る

アイキスなんか知るもんか



またも門番に噛みつかれ

地上に向かって真っ逆さま

ある時はトラップにかかって死にかかる

ある時は女郎蜘蛛に騙される




その度アイキスは風のように現れる

私に追っ払われても平気のへいざ

その内彼は説教をやめ

黙ってついてくるようになる




アイキスは今日もデスサイズを振る

門番の首を吹っ飛ばす

何者なんだ、お前たち

君子の謎も

アイキスの謎も

両方解いてみせるから